「傾聴力」の自己PRの例文

傾聴力があることが私の強みです。私は学生時代、ファミリーレストランでアルバイトをしていました。そこではさまざまなクレームがあり、店長が不在のときは私が対応をしていました。クレーム対応で最も重要なことは、そのかたが何に対して不満を持っているかよく聞き取ることだと思います。聞き取りが不十分だと最善の策を考えることもできませんし、提案もできなくなってしまいます。私はクレーム対応において、この聞き取りに非常に重点をおいておりました。傾聴力に優れているのでお客さんの話をよく聞いて理解することができ、適切な対応ができました。事実、私が対応したお客さんは皆満足した様子で帰っていかれました。このように、傾聴力があることが私の強みです。この強みを活かして、御社ではクレーム対応の点で貢献していきたいです。また、社員からも十分に聞き取りを行うことができるので、業務改善にも力を発揮していきたいです。（393文字）

私は、以前は聞くのが苦手でどちらかと言うと人の話を遮って自分の話を始めてしまうタイプでした。従って傾聴力はなかったかと思います。このように傾聴力のなかった私が、聞き上手になる転機を与えたのが、旅館でフロントリーダとして仕事をしたことでした。旅館のフロントは、旅館の司令塔であると言われます。そのため、クレームなどの情報もはいり、対処していました。クレームに対応する際には聴くことが何よりも大切です。怒っている相手を納めるためには、怒りを爆発させ外に出させ、おさまったところで、理由を話すことでクレーム処理をすることが出来ます。怒りをおさめるためには、傾聴の技術が役に立ちます。傾聴とは、ただ相手の話を聞くだけではなく、相手の言うことを理解しようとする姿勢が一番大切です。私は、傾聴の技術を使い、貴社で仕事をしてトラブルを防ぐ方法について身につけていきたいです。傾聴は仕事にも役に立ちますので、より鍛えていきたいと思います。（411文字）