「優しさ」の自己PRの例文

私が自身の長所だと認識しているのは、優しさです。常に誰かの役に立ち、私自身の行動を誰かが必要としてくれるような人間関係を意識しています。学生時代は、サークル内の後輩たちをまとめる役を、自分から進んで担っていました。部長などのように役職地位として先輩風を吹かすのではなく、自身も相手もあくまで同じ一個人として尊重し合い、互いに信頼し合える関係を築きたいと思ったからこそ、あえてただの先輩という立場からその役割を果たしました。また、アルバイト先の大手スーパーでも、年齢に関係なく多くの方と気兼ねなく話せる関係を作り、互いの作業を越えて助け合える場を設けました。一人一人と向き合って話し合えば、互いに困難な状況でも助け合えるということが、ここではっきりとわかりました。私はこの長所を生かして、自他共に誰もが助け合える素晴らしい勤務環境を築き、チームとしての成果向上に貢献していきたいです。（391文字）

ちょっとした「優しさ」が所々にみえると、仕事においても特をすると思います。前職が倉庫関連の仕事だったのですが、現場の方の指示で、「これらのセロテープを使って一人一人、各支店番号の所に注意書きの紙をはって下さい」などの作業指示が出されます。セロテープは見るからに全員分なさそうだったので、指示を聞いた私はセロテープを「どうぞ」と周りの渡せる人達に配り、自分は「セロテープまだありますか？なければ順番にお借りした方が良さそうですね」と現場の人に伝えたら、その光景を見ていた方から「自分は終わったので、これ使って下さい。先に使わせてもらってありがとうございます」と使い終わったセロテープを手渡されました。倉庫関連の仕事は黙々とした作業が多いので、新人さんが困っていることも多く、そんな時は「わかりますか?これはこうやって」と自分から側に近づいていって、教えたことも何度かあります。自分自身、人から「優しさ」を受けても心が和みます。（412文字）