「想像力」の自己PRの例文

私は想像力の豊かさでは、他に引けを取らないと思っています。学生時代、デザイン実習という講義を履修していました。名前にもある通り完全に実習形式であり、美術的なデザインの製作課題を与えられ、完成品を提出するだけというものでした。講義の初めに課題の説明が与えられますが、抽象的なテーマと技術的な説明がなされるだけで、あとはすべて生徒に委ねられます。例えば、美しく文字をデザインし、美しく紙面に並べよ、採点基準は美しいかどうか、といったものです。この講義での経験が私に与えたものは、答えを模索する力です。答えのない問題に対して、自分の感覚を信じて答えを見つけていく力です。それこそが想像力だと思っています。ビジネスの場においても同じように、答えのない問題に向き合うことが常だと思っています。そんな時には、私の最適な答えを導いて行こうという姿勢、つまり想像力が必ず貴社の役に立つと思っています。（392文字）

私の強みは想像力が豊かなところです。想像力がなければ、相手の気持ちを汲み取ることができません。ビジネスにおいて、相手の気持ちを汲み取る想像力があると、相手が何を望んでいるかが分かり、取引がスムーズになると考えます。前職で営業活動をしていた際、得意先には常に一定の量の品を卸売りしていました。ある時、得意先の経営状態が良くないことを耳にし、上司は得意先との契約が切れ、利益が大幅に縮小することを恐れていました。その時、私は得意先の立場に立って考え、従来通りの提案では得意先を失うことに気づき、従来の品ではなく単価の安い新商品に変えるよう提案しました。それにより得意先との契約は継続し、新商品の売れ行きもよく得意先の経営も改善されました。この様に、ビジネスでは想像力が必要であることを実感しました。御社ではこの強みを生かし、常に顧客の立場で考えられる営業として、販売実績に貢献したいと考えます。（395文字）