「逆境に強い」の自己PRの例文

逆境に強いということが私の持ち味です。困難な状況や初めての不安な環境においても、常に臨機応変に対応し、その状況を乗り越えてきました。小学生のころから、父の転勤に伴い、関東から九州まで全国各地に引っ越しをしました。そのたびに新しい環境に変わり、その地域の学校に慣れなければなりませんでした。いつ転校してもいいように、日ごろから勉強を欠かさず、授業に遅れることのないよう、一生懸命努力しました。また、その土地のことを好きになるために、家族で周辺地域を旅行したりしました。仲良くなった友人との別れや、転校生ということでいじめられたことなど、つらく悲しい出来事もありましたが、そのたびに気持ちを切り替えて前向きに頑張ってきました。この強みをいかして、御社ではどの部署に配属されても、その部署に早く慣れ、担当する仕事を好きになり、自分のできることを精一杯努力して、コツコツと真面目に頑張っていきたいです。（397文字）

私の強みは逆境に強いところです。前職では店舗備品を扱う会社で営業を担当していました。ユーザーは大手量販店などで、店舗をルート営業し、備品の新規購入やメンテナンスのニーズに対応していました。歴史の長い会社で、お客様との取引も長らく安定していました。しかし、昨今の景気後退により、お客様の競争が激しくなり、経費削減の取り組みが活発になりました。その流れで、従来の取引を競合先に取られるという事態が起きました。それにより売上の３割を失い、会社の業績が低迷し、従業員の賞与もカットされました。退職する者もいましたが、私は逆境に対して情熱を燃やすタイプであり、何とか立て直す為に、先輩、後輩の営業担当と一丸になって新規営業に取り組みました。その結果、３年でもとの売上に回復しました。その成功体験は私の大きな糧になっています。このことから、逆境に強いところが私の強みだと自覚しており、貴社の仕事においても大いに役立つと考えております。（411文字）