新卒就活

私は幼いころから、自分が学んだことを友人たちに教えることが好きでした。その中で、勉強が苦手な友人に勉強を教えていました。他人に教えることでは、自分自身でも気づかなかった間違いや、欠点を学ぶこともできました。また、他人に教えるためには自分でもさらに勉強することが必要のため、自分自身のためにもなりました。大学時代も学習塾で勉強を教えていると、子どもから教えてもらうこともあり、学ぶことがありました。10年位しか違わないのに、学校の様子も変わり、子どもや親の考えも変化しています。様々な仕事の中で、学校という世界ほど、変化に敏感で多様化している社会はありません。100人生徒がいれば100人分の考え方があります。しかし、少子高齢社会の今だからこそ、子どもたちはこれからの世の中を支える大切な存在です。これからを支える子どもたちが自立し、しっかり自分の考えをもてる大人になるために、私が力を尽くせるならと、教員の仕事を希望します。(412文字)

 

私の長所は、相手の立場に立ち、相手目線でものごとを考えることができるところです。学生時代、バスケットボールサークルの幹事長を務めていた私は、練習方法についての意見の相違からメンバーと対立してしまいました。はじめは互いの意見を主張するばかりで話し合いは平行線でしたが、ある時、相手の立場に立つとどうなるのだろうと考え実行してみると、今まで見えていなかった相手の気持ちやニーズ、新しい視点に気がつくことができ、互いの意見を尊重しあえるような解決策を見出すことができました。それ以降私は相手の気持ちを尊重することを一番に考えてきました。教師にとっていちばん大切なことは教育的愛情を持って子どもに寄り添うことだと思っています。この強みを活かして教師になりましたら、子どもの目線や立場に立って、彼らが今求めているものは何なのか?大人目線からの押しつけになっていないか?を意識しながら、教育に貢献していきたいと思います。(404文字)